2018年3月26日月曜日

中国の上海国際エネルギー取引所に本日上場した"人民元建て 原油先物"は金のみ兌換可能の不便な先物取引です。

中国の上海国際エネルギー取引所に本日上場した"人民元建て 原油先物"は金のみ兌換可能の不便な先物取引です。



こんにちはー、ちーでーす。\(^O^)/



 *昨年の記事*
人民元建て原油先物市場とは?
早ければ年末にも、上海と香港の外為市場で、金兌換が可能な人民元建ての原油先物取引が始まる見込みだ。
上海先物市場と、その子会社である上海国際エネルギー取引所は先月、人民元で決済可能な原油先物市場の
実証実験をすでに完了している。さらにこれと平行して、香港株式市場では人民元で兌換可能な金の先物が
販売されることになる。
現在、原油価格の国際的な基準を決定しているのは、ブレント価格とWT価格である。
これはすべて米ドル建てだ。一方中国は、世界最大の原油の輸入国である。
そのため人民元建て先物取引原油価格は、アジア地域では最も重要な原油の基準となることは間違いない。
将来これが、原油全体の価格を決定する可能性もある。その余波は計り知れない。
まず、人民元建ての原油先物取引が可能になると、アメリカの経済制裁下にあるロシアやイラン、
さらに反米のベネズエラや、イランとの関係の強い原油輸出国は、
人民元建てで世界最大の中国市場に向けて原油輸出が可能となる。
さらに、中国から人民元で受け取った輸出代金は、上海や香港の市場で金地金で受け取ることもできる。
この結果、ドルの使用を回避したい国々は人民元決済を選択することで、
ドルベースの金融システムに依存する必要性もなくなる。
これがアメリカの覇権に与える影響は計り知れない。これからは、国際秩序の基本的な形成者の位置に
中国が就く可能性が高くなることは間違いない。



世界の商取引で使われているのはメジャー通貨で、特に米ドルです。
中国で、人民元か金で受取り、金は変換で手数料がかかります。
また、人民元は国際市場では、メジャー通貨への変換決済が
メジャー通貨どうしの変換決済から見ると、
たいへん不便な通貨です。
つまり、国際的に見て原油を先物取引をする場合、
ワールドワイド、どこの市場でも自由に使える通貨がいいですよね。
"人民元建て原油先物"は産油国様にとっては大変不便な先物なのです。


 *追伸*
 本日、ある産油国が販売代金を中国で、中国人民元→米ドル両替を依頼したところ、
 断られ、その産油国が怒っていると云う話が、神様通信にて、入ってきました。
 2017.03.26 17:15 追伸-神様通信による




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